この記事では、僕が実際に用意した残高証明書と、90万円がどのように減ったのかを紹介します。
この記事の結論
- カナダワーホリでは、入国時にCAN$2,500相当以上の資金証明を求められる可能性がある
- 僕は地元の銀行で英文の残高証明書を発行し、約90万円の貯金を用意してトロントへ渡航した
- ホテルの延長や家賃の前払い、仕事探しが重なり、生活が落ち着くまでの約3ヶ月で貯金は半分以上減った
- 最低資金だけでなく、数ヶ月収入がない状況を想定し、100万円前後の資金と緊急時の海外送金手段を準備しておくと安心
カナダワーホリの残高証明はいくら必要?

カナダのInternational Experience Canadaでは、入国時に最初の3ヶ月を生活できる資金として、CAN$2,500相当以上の資金証明を求められる可能性があります。
しかし、この金額だけで実際のワーホリ生活に余裕があるとは限りません。
そのため、残高証明の最低金額だけではなく、
「仕事が3ヶ月決まらなくても生活できるか」
という基準で貯金を考えることが大切です。
僕は地元の銀行で英文の残高証明書を発行した

僕はカナダへ行く前に、地元の銀行で英文の残高証明書を発行してもらいました。
銀行名は全国的に知られている銀行ではありませんが、普段利用していた地元の銀行です。
銀行の窓口へ行き、英文で残高が分かる書類を発行してもらいました。
当時の残高は約90万円です。
発行時に必要だったもの
正確な手続き内容は銀行によって異なりますが、僕が銀行へ持って行ったと記憶しているのは次のものです。
- 身分証明書
- キャッシュカード
発行手数料については、正確な金額を覚えていません。
利用している銀行によって、
- 発行手数料
- 発行までの時間
- 英文対応の有無
- 店頭受け取りか郵送か
- オンライン発行に対応しているか
が異なるため、事前に銀行の公式サイトや窓口で確認してください。
発行に数時間かかって疲れた
僕の場合、銀行で残高証明書を発行してもらうまでに数時間かかりました。
詳しい手続き内容は覚えていませんが、待ち時間が長く、かなり疲れたことを覚えています。
現在はオンラインで残高証明書を発行できる銀行もあるため、まずは自分の利用銀行がオンライン発行に対応しているか確認してみてください。
現在のカナダ政府の案内では、出発日の1週間以内に発行された銀行明細が必要です。
トロントの入国審査では残高証明を見せなかった

僕の場合、トロントの入国審査では残高証明書を求められませんでした。
入国時に提示したと記憶しているのは、ワーキングホリデーのビザに関する書類です。
残高証明書を準備していましたが、実際に見せることなく入国できました。
残高証明書は手荷物に入れる
残高証明書は、預け入れ荷物ではなく手荷物へ入れておきましょう。
入国審査を受ける段階では、預けたスーツケースをまだ受け取っていない可能性があります。
次の書類を一つのファイルへまとめておくと安心です。
- パスポート
- ワーキングホリデーのビザ関係書類
- 残高証明書
- 海外保険の証明書
- 最初のホテルの予約確認書
- 航空券
- 緊急連絡先
スマホにも保存しながら、紙でも印刷しておくと、充電切れや通信トラブルにも対応できます。
カナダワーホリの準備全体については、以下の記事でまとめています。
貯金90万円が3ヶ月で半分以上減った理由

僕は約90万円の貯金でトロントへ渡航しました。
アメリカ留学を経験していたこともあり、90万円あれば大丈夫だろうと思っていました。
しかし、家と仕事が決まり、生活が落ち着くまでの約3ヶ月で、貯金は半分以上減りました。
正確な家計簿が残っているわけではないため、以下の金額は当時の記憶をもとにした目安です。
| 支出項目 | 当時の金額の目安 |
|---|---|
| 渡航時の貯金 | 約90万円 |
| ホテル代 | 合計約25万円前後 |
| トロントの家賃 | 月約10万円 |
| 契約時に支払った家賃 | 約2ヶ月分・20万円弱 |
| 生活が落ち着くまで | 約3ヶ月 |
| 3ヶ月後の貯金 | 半分以下 |
ホテルを1週間予約したが2週間延長した
最初はホテルを1週間だけ予約していました。
しかし、実際には家がすぐに見つからず、ホテルを追加で2週間延長しました。
家を見つけるまでには、合計で約1ヶ月かかっています。
ホテル代は1週間で10万円しない程度だったので、家が決まるまでの宿泊費は合計約25万円前後になりました。
最初から予定していた出費ではなかったため、貯金が大きく減る原因になりました。
航空券の取り方については、以下の記事でも解説しています。
家の契約時に約2ヶ月分を支払った
僕がトロントで契約した家の家賃は、日本円で月約10万円でした。
契約時には、最初の月の家賃と、契約最後の月に充てられる家賃を合わせて、約2ヶ月分を最初に支払いました。
そのため、家が決まった段階で20万円弱のまとまった支出が発生しています。
オンタリオ州の案内でも、家主が家賃のデポジットを求める場合があり、そのデポジットは原則として契約最後の月の家賃に使用されると説明されています。僕の場合は、最初の月の家賃と最後の月分を合わせて支払う形でした。 (ontario.ca)約形態によって条件は異なります。
契約する前に、次の項目を確認してください。
- 最初にいくら支払うのか
- 何ヶ月分の家賃なのか
- デポジットは何に使われるのか
- 返金されるお金なのか
- 家賃に水道光熱費が含まれるか
- 最低契約期間は何ヶ月か
- 退去時の条件
家が決まってから仕事探しを始めた
僕は家が決まったあと、本格的に仕事探しを始めました。
レジュメの手渡しは約50件、オンライン応募などを含めると、合計約200件に応募しています。
渡航したのが11月だったため、店舗へ行っても、
「今は募集していない」
と断られることが何度もありました。
また、飲食店での勤務経験がなかったため、マネージャーから経験を聞かれ、不採用になることもありました。
仕事が決まったとしても、すぐにまとまった収入が入るとは限りません。
実際に勤務を始め、給料日を迎えるまでにも時間がかかります。
家探しと仕事探しを合わせると、生活が落ち着くまで約3ヶ月かかりました。
仕事探しの詳しい応募数や採用までの流れは、以下の記事で紹介しています。
もう一度行くなら100万円前後と緊急資金を準備する

僕がもう一度カナダワーホリへ行くなら、少なくとも100万円前後を目安に準備します。
多いことに越したことはありませんが、重要なのは単純な貯金額だけではありません。
最悪の状況を想定して予算を組む
僕は渡航前、
- 家は1週間ほどで見つかる
- 家が決まったら仕事を探せる
- 仕事も比較的早く見つかる
- 90万円あれば十分
と考えていました。
しかし、実際にはすべてが予定より遅れました。
「これだけあれば入国できる」ではなく、
「数ヶ月収入がなくても生活できる」
金額を考えましょう。
家族からWiseで送金してもらった
僕は家と仕事が決まったあと、家族から一部の費用を補助してもらいました。
その際に利用したのがWiseです。
具体的な送金額は公開しませんが、日本からカナダへお金を送ってもらえる手段を準備していたことで助かりました。
ワーホリでは、次のような場面で日本からの海外送金が必要になる可能性があります。
- ホテルを延長する
- 家賃を前払いする
- 仕事が決まるまで生活費が不足する
- 病気やトラブルが発生する
- 緊急で帰国する
お金が足りなくなってから家族と送金方法を調べるより、渡航前に登録と本人確認を済ませておく方が安心です。
また、家族にも送金方法を共有しておくと、緊急時にスムーズに対応できます。
カナダワーホリの残高証明でよくある質問
残高証明は日本円でも大丈夫ですか?
カナダ政府の案内では、CAN$2,500相当以上の資金を示す必要があります。
日本の銀行口座を使う場合は、口座残高が分かる正式な書類を準備し、カナダドルへ換算しても必要金額を満たしている状態にしておきましょう。
残高証明書は英語で発行する必要がありますか?
僕は入国審査官が確認しやすいように、英文の残高証明書を用意しました。
必要な書類の形式については、利用銀行とカナダ政府の最新案内を確認してください。
残高証明は出発の何日前に取得しますか?
2026年7月時点のカナダ政府の案内では、出発日の1週間以内に発行された銀行明細などが必要です。 (Canada)月半前には英文の残高証明書を用意していました。
入国審査で残高証明を必ず見せますか?
僕の場合は、トロントの入国審査で残高証明書を求められませんでした。
ただし、国境審査官から提示を求められる可能性があります。
貯金90万円でカナダワーホリへ行けますか?
僕は約90万円で渡航できました。
しかし、家と仕事が決まるまで約3ヶ月かかり、貯金は半分以上減りました。
渡航時期、都市、家賃、ホテル代、仕事が見つかるまでの期間によって必要金額は変わります。
家族から送金してもらえるなら貯金は少なくても大丈夫ですか?
家族から送金してもらえるとしても、入国時に必要な資金証明の代わりにはなりません。
まずは自分名義で、カナダ政府が求める資金証明を準備してください。
費用が不安ならエージェントへ相談した方がいいですか?
自分でビザ、航空券、保険、滞在先を準備できる人は、エージェントなしでもカナダワーホリへ行けます。
僕もカナダワーホリではエージェントを利用しませんでした。
一方で、僕は家と仕事が決まるまで約3ヶ月かかり、想定以上に貯金が減りました。
次のような人は、渡航前に無料相談で予算や準備内容を確認する方法もあります。
- 初めて海外へ行く人
- 必要な貯金額が分からない人
- 語学学校も検討している人
- 最初の滞在先を相談したい人
- 現地サポートが必要な人
- 自分一人で手続きを進めるのが不安な人
留学エージェントの選び方については、以下の記事で比較しています。
まとめ:残高証明の最低金額だけでなく3ヶ月分の生活費を考える
カナダワーホリでは、入国時にCAN$2,500相当以上の資金証明を求められる可能性があります。
しかし、公式上の最低資金と、実際に余裕を持って生活できる貯金額は同じではありません。
これからカナダワーホリへ行く人は、順調に進む場合ではなく、
「家と仕事が3ヶ月決まらなかったらどうするか」
まで想定して準備してみてください。
