Osmo Pocket 3の使い方を実体験レビュー|映画風Vlogの設定と転送方法

Osmo Pocket 3とMacBookを使った旅行Vlog撮影セット
暮らし・趣味

この記事では、メーカーのスペックを並べるだけではなく、自分で撮影し、色を作り、YouTubeへ投稿する立場から感じたOsmo Pocket 3の使いやすさを正直にまとめます。

この記事の結論

  • Osmo Pocket 3は、内蔵ジンバルによって歩き撮りでも滑らかな映像を撮りやすい
  • D-Log M・4K/24fpsで撮影すれば、編集で映画のような色や雰囲気に仕上げられる
  • 小型で暗所にも比較的強く、映画っぽい旅行Vlogを身軽に撮りたい人におすすめ

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Osmo Pocket 3をD-Log M・4K/24fpsで実際に撮影・編集している僕が、使い方や画質、データ転送の使用感を紹介します。

Osmo Pocket 3を購入した理由

小型ジンバルカメラで昼の屋外、暗い飲食店、夜の街を撮影した画質を比較するイラスト

小さい頃から海外映画が好きで、13歳頃から写真にも興味を持ってきました。

これまでの海外経験や写真との関わりについては、僕のプロフィールでも紹介しています。

そして、YouTubeで旅行Vlogを始めると決めたときも、情報を伝えるだけでなく、見ている人が少し日常から離れられるような映像にしたいと思っていました。

ただ、ミラーレス一眼とレンズ、ジンバルを旅行のたびに持ち歩くと、荷物が増えます。さらに、撮影の準備に時間がかかると、自然に起きている出来事より「撮影のための行動」が増えてしまうのも気になっていました。

この「持ち出しやすさ」と「編集の自由度」の両方が、購入を決めた大きな理由です。

Osmo Pocket 3の開封動画:YouTube

本体の大きさや箱に入っていたもの、初めて手に持ったときの様子は、YouTubeの開封動画にまとめました。

Osmo Pocket 3の主なスペック

項目 内容
センサー 1インチCMOS
通常動画 最大4K/60fps(4K/24fpsにも対応)
スローモーション 最大4K/120fps
手ブレ補正 3軸メカニカルジンバル
静止画 約940万画素
重さ 約179g
公称動作時間 最大166分(1080p/24fps・Wi-Fi/画面オフなどの条件)
充電時間 約16分で80%、約32分で100%(DJI 65W PD充電器を使用した試験値)
記録媒体 microSDカード(最大1TB)
内蔵ストレージ なし

参照:DJI公式 Osmo Pocket 3スペック。なお、動作時間や充電時間は撮影設定・温度・画面やWi-Fiの使用状況によって変わります。

僕が使っている撮影設定はD-Log M・4K・24fps

小型ジンバルカメラで撮影した映像を、D-Log Mから映画風の色に編集する流れのイラスト

僕が普段使っている基本設定は、次のとおりです。

設定項目 僕の基本設定 選んでいる理由
解像度 4K 街並みや室内の細部まで残し、編集時の余裕を持たせるため
フレームレート 24fps 映画に近い自然な動きと空気感が好きだから
画面比率 16:9 YouTubeの横動画を中心に作るため
カラーモード D-Log M 撮影後にDaVinci Resolveで色を作るため

24fpsを選ぶ理由

60fpsの滑らかな映像もきれいですが、僕は旅行先の街や店内を少し映画のように見せたいので、通常のシーンは24fpsで撮っています。

僕が作りたい落ち着いた旅行Vlogには、24fpsの動きが一番合っていると感じています。

D-Log Mを選ぶ理由

D-Log Mで撮った素材は、撮影直後の状態では色が薄く、コントラストも低く見えます。

ただし、これは画質が悪いのではありません。つまり、D-Log Mは、明るい部分と暗い部分の情報をできるだけ残し、撮影後の色調整に幅を持たせるためのフラットなカラープロファイルです。

僕はDaVinci Resolveで、まずD-Log Mの素材をRec.709へ変換し、そのあとに暖かさやコントラストを調整しています。こうして変換と自分のルックを分けることで、色を濃くしすぎず、落ち着いた旅フィルムの雰囲気を作りやすくなりました。

D-Log Mの仕様は、DJI公式FAQでも確認できます。

内蔵ジンバルで歩き撮りがかなり滑らかになる

小型カメラの3軸ジンバルが手ブレを抑え、歩幅を小さくして滑らかに撮影する男性のイラスト

Osmo Pocket 3を使って最初に分かりやすく驚いたのが、手持ち映像の滑らかさです。

スマートフォンや一般的なカメラにも手ブレ補正はありますが、Pocket 3は本体に3軸のメカニカルジンバルが入っています。そのため、カメラ部分そのものが動いて揺れを抑え、普通に手で持って歩くだけでも細かなブレがかなり少なくなります。

自撮り・前向き撮影・室内・屋外を1台で撮りやすい

旅行中は、目の前の景色だけでなく、自分が感じたことをその場で少し話したい場面もあります。

Osmo Pocket 3は画面操作でカメラの向きを自分側へ切り替えられるため、街並みを撮った直後に自撮りへ移りやすいです。また、ActiveTrackを使えば、三脚に置いて一人で話す場面でも自分を追尾してくれます。

さらに、画面を回転させることで横向きと縦向きも切り替えられるため、YouTubeの長尺動画だけでなく、ShortsやInstagram用の縦素材も撮れます。

暗い室内や夜でも、このサイズとは思えない画質だった

小型ジンバルカメラで昼の屋外、暗い飲食店、夜の街を撮影した画質を比較するイラスト

旅行では、昼間の屋外だけでなく、夜の街、飲食店、ホテルの部屋など暗い場所でも撮影します。

Osmo Pocket 3は1インチCMOSセンサーを搭載しており、低照度動画モードでは4K/24fps・25fps・30fpsに対応しています。実際に暗い場所で試したときも、この本体サイズから想像していたより明るく、細部も十分残っていました。

僕の感覚では、旅行Vlogで毎回ミラーレスを持ち出さなくても、十分満足できる場面が多いという表現が近いです。つまり、画質と持ち運びやすさのバランスが、このカメラの強みだと思います。

iPhoneとMacBookへデータ転送してみた

小型ジンバルカメラの動画を、無線、USB-Cケーブル、microSDカードでスマートフォンとノートパソコンへ転送するイラスト

ちなみに、公式に案内されている転送方法は、主に次の3つです。

  • DJI Mimoを使ってスマートフォンへダウンロードする
  • USB-Cケーブルでパソコンや対応スマートフォンへ接続する
  • microSDカードを取り出し、カードリーダーで読み込む

10分から30分程度の素材を中心に扱うなら、最初からカードリーダーを買わなくても使い始められると思います。一方で、旅行で何時間分も撮影する人や、毎回大量の4K素材を取り込む人は、カードリーダーがある方が効率的です。

転送方法の詳細:DJI公式FAQ

バッテリー持ちは十分?旅行ではモバイルバッテリーがあると安心

旅行先で小型ジンバルカメラをUSB PD対応モバイルバッテリーにつなぎ、充電切れに備える男性のイラスト

DJI公式の公称動作時間は最大166分です。ただし、これは室温25℃、1080p/24fps、Wi-Fiオフ、画面オフという条件で測定された参考値です。

僕のように4K/24fpsで画面を確認しながら撮る場合は、公式値より短くなると考えておいた方が安全です。それでも、満充電にして短いカットを分けて撮る使い方なら、すぐに充電がなくなる印象はありませんでした。

充電は、DJIの試験条件では約16分で80%、約32分で100%です。また、Pocket 3は外部給電しながら撮影できます。具体的には、撮影中は外部電源から直接電力を使い、録画を停止すると本体バッテリーの充電が始まります。

僕が旅行撮影用に選んだモバイルバッテリー

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microSDカードは必須。僕は256GBを使用

Osmo Pocket 3には内蔵ストレージがありません。そのため、撮影するにはmicroSDカードが必要です。

実際に使っているのは、SanDiskの256GB・V30/U3対応microSDカードです。なぜなら、4Kで撮影するとデータ容量が大きくなるからです。旅行で複数日撮影するなら、256GBあると容量を気にする回数を減らせます。

僕がOsmo Pocket 3で使っている256GBのmicroSDカード

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現地で話すなら外部マイクも使える

Osmo Pocket 3には本体マイクが3つ付いているため、風が強くない場所やカメラに近い距離なら、本体だけでも音を録れます。

一方で、屋外で自分の声をはっきり残したい場合や、カメラから少し離れて話す場合は、外部マイクがあると安心です。

現地音声と自宅でのアフレコの両方に使えるように、僕は{{MIC_PRODUCT_NAME}}を購入しました。そのため、旅行先では必要な場面だけ外部マイクを使い、街の環境音を残したい場面では本体マイクを使う予定です。

僕がOsmo Pocket 3と一緒に用意したマイク

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通常版とクリエイターコンボはどちらがいい?

小型ジンバルカメラの通常版と、マイク、バッテリーハンドル、広角レンズ、三脚を含むセットを比較するイラスト

Osmo Pocket 3には、本体を中心にした通常版と、撮影用アクセサリーがまとまったクリエイターコンボがあります。

選択肢 向いている人
通常版 風景中心で撮る人、すでにマイクや三脚を持っている人、必要な機材を少しずつ追加したい人
クリエイターコンボ 現地で話す人、長時間撮影する人、最初からマイク・バッテリーハンドル・ミニ三脚などをまとめてそろえたい人

クリエイターコンボには、DJI Mic 2トランスミッター、バッテリーハンドル、広角レンズ、ミニ三脚、収納バッグなどが含まれています。

風景や食事を中心に撮り、必要になったものだけ後から買いたいなら通常版でも始められます。反対に、現地トークまで含めたVlogをすぐ撮りたいなら、クリエイターコンボの方が買い足す手間を減らせます。

必要な機材に合わせて選ぶ

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実際に使って感じたデメリット・注意点

小型ジンバルカメラの非防水、microSDカード必須、歩行時の上下動、静止画の限界、ジンバル保護を示すイラスト

防水ではない

Osmo Pocket 3は防水仕様ではありません。そのため、雨の日や水辺では、濡らさないための準備が必要です。

microSDカードがないと撮影できない

内蔵ストレージがないため、本体だけを購入しても動画を保存できません。そこで、初めて買う方は、対応するmicroSDカードも一緒に用意してください。

歩き方によっては上下動が残る

3軸ジンバルで細かな手ブレはかなり抑えられますが、体が上下する動きまですべて消えるわけではありません。そのため、滑らかに撮るには、持ち方や歩き方にも少し慣れが必要です。

写真を最優先するカメラではない

静止画は約940万画素で撮影できますが、レンズ交換や本格的な背景ボケを求めるなら、ミラーレス一眼の方が向いています。つまり、Pocket 3は、写真よりも動画、特に歩きながら撮るVlogで強みが分かりやすいカメラです。

ジンバル部分は丁寧に扱いたい

小さい本体ですが、上部には動くジンバルとカメラがあります。そのため、バッグへ入れるときは、硬い物に押されないよう、付属の保護カバーやケースを使う方が安心です。

Osmo Pocket 3についてよくある質問

SDカードなしでも撮影できますか?

できません。Osmo Pocket 3には内蔵ストレージがないため、撮影にはmicroSDカードが必要です。なお、最大1TBまで対応しています。

データ転送にカードリーダーは必要ですか?

必須ではありません。DJI Mimoを使ったスマートフォンへの転送や、USB-CケーブルによるiPhone・パソコンへの転送に対応しています。ただし、大量の素材を頻繁に扱う場合は、カードリーダーがあると効率的です。

バッテリーは何時間持ちますか?

公称動作時間は最大166分です。ただし、1080p/24fps、Wi-Fiオフ、画面オフなどの条件による参考値です。そのため、4K撮影や画面・Wi-Fiの使用状況によっては短くなります。

モバイルバッテリーで給電しながら撮影できますか?

できます。具体的には、撮影中は外部電源から直接電力を使い、録画停止後に本体バッテリーを充電します。そのため、長時間の撮影では、USB PD対応のモバイルバッテリーがあると安心です。

静止画は約940万画素ですか?

はい。具体的には、DJI公式で静止画の単写が約9.4MPと案内されています。ただし、Pocket 3の主な強みは静止画の画素数ではなく、4K動画、1インチセンサー、3軸ジンバル、D-Log Mなどの動画撮影機能です。

初心者でも使えますか?

画面を回転して起動し、撮影ボタンを押すだけでも使えるため、初心者でも始めやすいです。例えば、色編集をしない場合はノーマルカラー、DaVinci Resolveなどで編集したい場合はD-Log Mというように、目的に合わせて少しずつ設定を覚えれば十分だと思います。

まとめ:撮影から編集まで楽しみたい人に合うカメラ

小型ジンバルカメラで街を歩きながら、映画風の旅行Vlogを撮影する男性のイラスト

Osmo Pocket 3は、ただ簡単に動画を撮るだけでなく、撮影後に自分で色や雰囲気を作りたい人にも応えてくれるカメラでした。

まずは本体とmicroSDカードで撮ってみて、撮影時間が足りなければモバイルバッテリー、屋外の声をきれいに録りたくなったらマイクというように、必要になったものを追加すれば十分です。

僕自身も、これから旅行Vlogでさらに使い込み、実際のバッテリー持ちや長時間撮影、旅先での使いやすさをこの記事へ追記していきます。

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