留学中の恋愛で感じた英語の壁|彼女との会話で役立った2つの方法

アメリカ留学中に出会ったカップルが、英語とお互いの第一言語を使いながら気持ちを伝え合うイラスト
留学

留学中の恋愛と聞くと、

「英語が話せなくても付き合えるの?」

「外国人の恋人ができたら、英語力は伸びる?」

「言葉や文化の違いで喧嘩にならない?」

と気になる人もいると思います。

僕は20歳のとき、アメリカのサンフランシスコへ1年間語学留学しました。

留学して約9ヶ月が過ぎた頃、同じ語学学校へ通い、同じ寮で生活していた女性と出会いました。

この記事では、僕の留学中の恋愛を振り返りながら、

  • 彼女と出会ったきっかけ
  • 英語で気持ちを伝える難しさ
  • すれ違ったときに使っていた方法
  • 恋愛を通して英語力がどう変わったか
  • 国際恋愛で大切だと感じたこと

を正直に書いていきます。

なお、相手のプライバシーを守るため、一部の情報は伏せて書いています。

この記事を書いた人
ノマドブログKoshiのプロフィール写真

Koshi 運営者

👉 詳しいプロフィール

20歳でアメリカ留学、23歳でカナダワーホリを経験。 留学時はエージェントを利用し、「質問への丁寧さ」と「サポートの手厚さ」を重視して選びました。 このブログでは、海外経験をきっかけに、英語学習・ワーホリ・ブログ運営についても発信しています。

結論:英語が完璧でなくても大切なことは伝えられる

英語が完璧でなくても、身ぶりや具体的な場面を交えながら大切な気持ちを伝え合う二人のイラスト

最初に結論を言うと、英語が完璧でなくても、恋愛や深いコミュニケーションはできると思います。

ただし、日常会話ができることと、自分の複雑な気持ちを伝えられることは別です。

楽しかったことや今日食べたものは話せても、

  • なぜ悲しかったのか
  • 何に不満を感じたのか
  • 相手にどうしてほしかったのか
  • どこで誤解が生まれたのか

を英語で説明するのは、かなり難しいです。

僕たちの場合、伝わらないときに特に役立ったのが次の2つでした。

1つ目は、「For example」を使って具体例を出すこと

2つ目は、相手の第一言語を覚え、会話に混ぜることです。

英語力そのものも大切ですが、それ以上に「どうすれば相手に伝わるか」を一緒に考える姿勢が大切だったと思います。

留学中に同じ語学学校と寮で生活していた彼女と出会った

語学学校と同じ寮で暮らす学生たちが集まる屋上で、自然に会話を始める男女のイラスト

僕と彼女は、同じ語学学校へ通っていました。

生活していた寮も同じです。

ただ、同じ学校と寮にいたからといって、最初から話す関係だったわけではありません。

当時の寮では、住人同士が屋上へ集まることがありました。

僕が彼女と初めて会ったのも、寮の住人たちがルーフトップに集まっていたときです。

留学中は、学校の授業だけでなく、寮や放課後の集まりから人間関係が広がることがあります。

誕生日プレゼントをきっかけに距離が近くなった

学生寮の部屋を訪れた女性から誕生日プレゼントを受け取り、うれしそうに驚く男性のイラスト

彼女との距離が近くなったきっかけは、僕の誕生日でした。

彼女がプレゼントを持って、僕の部屋まで来てくれたんです。

その出来事をきっかけに連絡を取るようになり、一緒にバーへ行ったり、出かけたりするようになりました。

留学中の出会いというと、積極的に話しかけたり、特別なイベントへ参加したりするイメージがあるかもしれません。

僕の場合は、同じ学校と寮で生活するなかで、自然に関係が深まっていきました。

留学9ヶ月目でも複雑な気持ちを英語で伝えるのは難しかった

日常会話はできても、複雑な感情を英語へ置き換えられず、相手に聞いてもらいながら考える男性のイラスト

彼女と出会った頃には、僕もある程度は英語で会話できました。

彼女も英語ネイティブではありませんでしたが、自分の考えを英語で伝えられる力がありました。

彼女は頭の回転が速く、僕が今まで出会った人のなかでも、かなり刺激を受けた人です。

普段の会話では、それほど大きな問題はありませんでした。

一緒に食事をしたり、その日にあったことを話したり、行きたい場所を相談したりすることはできました。

ただ、喧嘩や不満を言い合う場面では話が変わります。

僕たちは二人とも、英語が第一言語ではありません。

自分のなかにある感情を、ちょうどいい英語へ変換するのに時間がかかりました。

大きなリンゴを見たときに起きた英語のすれ違い

目の前の大きなリンゴを初めて見たという意図と、人生で見たことがないという解釈がずれるイラスト

喧嘩ではありませんが、英語のすれ違いを実感した軽いエピソードがあります。

あるとき、僕は大きなリンゴを見て、彼女にこう言いました。

I have never seen before.

僕としては、

「今、この大きなリンゴを初めて見た」

というニュアンスで言ったつもりでした。

しかし、彼女には、

「僕は今までの人生で、大きなリンゴを見たことがない」

という意味に伝わっていました。

僕の英語は主語や目的語が不足していたため、細かいニュアンスが伝わらなかったんです。

今なら、次のように言えば近い意味になります。

I’ve never seen an apple this big before.

「こんなに大きなリンゴは、今まで見たことがない」という意味です。

または、

This is the first time I’ve seen an apple this big.

「こんなに大きなリンゴを見るのは初めて」という言い方もできます。

ただ、当時の僕は、その場ですぐに正しい英文を作れませんでした。

そこで役に立ったのが、彼女から教えてもらった「具体例を出して説明する」という方法です。

方法1:伝わらないときは「For example」で具体例を出す

抽象的な気持ちが伝わらないとき、3つの具体的な場面を順番に示して説明する男性のイラスト

僕たちの会話で特に役立ったのが、

For example…

と続けて具体例を出すことでした。

言いたいことが伝わらないとき、同じ言葉を何度も繰り返しても、相手には同じように伝わらない可能性があります。

そこで、

  • どの場面のことなのか
  • 何が起きたのか
  • 自分は何を意味していたのか
  • 似た状況ではどう感じるのか

を具体的に説明します。

リンゴの話でも、「人生でリンゴを見たことがない」という意味ではなく、「今、目の前にあるこの大きなリンゴを初めて見た」という状況を説明し直しました。

英語で感情や抽象的な考えを伝えるのは難しいです。

たとえば、「もっと大切にしてほしい」と伝えても、具体的に何をしてほしいのかは人によって違います。

そんなときは、

For example, when…

と実際に起きた状況を説明した方が、相手も理解しやすくなります。

僕たちは恋愛の会話で使っていましたが、これは留学中の友達、先生、仕事仲間との会話にも使えます。

言葉が出てこないときに使いやすかった表現は、次のようなものです。

For example...
たとえば……

What I meant was...
僕が言いたかったのは……

Let me explain it another way.
別の言い方で説明させて。

I may not have explained it well.
うまく説明できていなかったかもしれない。

完璧な文法を作ろうとして黙ってしまうより、知っている表現を使って言い直す方が、会話は前へ進みました。

方法2:相手の第一言語を覚えて会話に混ぜる

お互いの第一言語を、文字ではなく絵のカードやノートを使って教え合う男女のイラスト

もう一つ実践していたのが、相手の第一言語を覚えることです。

彼女はアジア圏出身で、英語とは別に第一言語がありました。

僕も彼女の言語を少しずつ覚え、彼女も日本語を使ってくれました。

そのため、僕たちの会話では、

  • 英語
  • 日本語
  • 彼女の第一言語

の3ヶ国語を混ぜていました。

もちろん、僕が彼女の言語を流暢に話せたわけではありません。

簡単な言葉や、会話のなかで使いやすい表現を少しずつ覚えました。

それでも、英語だけで伝わらないときに別の言語を使えると、理解の助けになることがあります。

そして、言語を覚えることには、もう一つ意味があったと思います。

それは、

「あなたのことをもっと理解したい」

という姿勢を伝えられることです。

相手が英語ネイティブの場合、別の言語を覚える必要はないかもしれません。

それでも、相手の文化、家族との距離感、恋愛観、愛情表現などを知ろうとする姿勢は、会話にも表れると思います。

英語・日本語・彼女の第一言語の3ヶ国語で話した

3つの色の会話の流れを柔軟に使い分けながら、互いの意味を理解しようとする男女のイラスト

3ヶ国語を混ぜて話すと聞くと、かえって会話が難しくなりそうに感じるかもしれません。

実際には、一つの言語だけで無理に説明しようとするより、伝わる方法を柔軟に選べました。

基本的な会話は英語です。

そこへ、短い日本語や彼女の第一言語を加えます。

ある言葉が英語で出てこないときは、別の言語で言ってから説明することもありました。

英語学習として考えると、「英語だけを使った方がいい」と思う人もいるでしょう。

ただ、恋人とのコミュニケーションで一番大切なのは、英語の練習を完成させることではありません。

相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを伝えることです。

英語だけにこだわって大切な話が止まってしまうより、使える言葉を全部使って伝える方が、僕たちには合っていました。

出会って約1年後に英語力を褒められた

毎日の学習と言い直しを重ねた男性が、ビデオ通話で英語力の成長を褒められるイラスト

彼女と出会ってから約1年後、英語力を褒めてもらったことがあります。

「出会った頃とは全然違う」

と言われました。

出会ったときの僕は、ある程度の日常会話はできても、自分の考えを正確に伝える力はまだ十分ではありませんでした。

そこから毎日英語を勉強し、電話やメッセージでも英語を使い続けました。

言いたいことが伝わらなければ、別の言い方を試す。

知らない表現があれば調べる。

間違えた英語も、次の会話で使い直す。

そうした積み重ねがありました。

身近で僕の英語を聞き続けていた彼女から、「全然違う」と言ってもらえたことは、大きな自信になりました。

留学中の期間ごとの英語力の変化については、別の記事でもまとめています。

喧嘩や仲直りに言語はあまり関係ないと思う

すれ違って離れて座る二人が、互いの気持ちを聞きながら絡まった糸をほどいていくイラスト

僕は、喧嘩や仲直りの本質に、言語はそれほど関係ないと思っています。

もちろん、国際恋愛では英語の間違いや文化の違いによって、誤解が起きやすくなります。

でも、日本人同士なら必ず分かり合えるわけでもありません。

僕自身、日本人同士の関係でも、気持ちが伝わらなかった経験があります。

同じ日本語を使っていても、

  • 言わなくても分かってくれると思う
  • 相手の言葉を自分の解釈だけで受け取る
  • 不満をため込む
  • 話し合いを避ける
  • 本当の気持ちとは違う言い方をする

ことがあります。

国際恋愛でも日本人同士の恋愛でも、大切なのは同じだと思います。

まとめ:言葉が違っても、理解しようとする姿勢は伝わる

異なる道から橋へ進んだ二人が、互いの経験を持ち寄り、会話しながら同じ道を歩くイラスト

今回は、僕がアメリカ留学中に経験した恋愛と、英語でのコミュニケーションについて書きました。

僕は留学して約9ヶ月が過ぎた頃、同じ語学学校と寮で生活していた彼女と出会いました。

お互いに日常会話はできましたが、不満や複雑な感情を英語で伝えるのは簡単ではありませんでした。

そんな僕たちが実践していたのが、

  • 「For example」で具体例を出す
  • お互いの第一言語を覚え、会話に混ぜる

という2つの方法です。

国際恋愛だから理解できないのではなく、人と人だから理解できないことがあります。

大切なのは、誤解を放置せず、その都度話し合うこと。

英語が完璧でなくても、理解しようとする姿勢は相手に伝わると思います。