留学中の失敗談|英語に自信がなくてチャンスから逃げた話

海外留学中に英語力だけでなく伝える勇気や行動力の大切さに気づいた日本人留学生のイメージ
留学英語学習

この記事では、僕が留学中に感じた日本と海外のギャップ、そしてその中で経験した悔しい失敗談を書いていきます。

これから留学したい人や、英語を勉強している人にとって、

「英語力も大事だけど、それだけじゃない」

と思えるきっかけになれば嬉しいです。

僕が留学前にやっていた英語学習については、こちらの記事で詳しくまとめています▼

留学先では、人前で発表する機会が想像以上に多かった

アメリカ留学中に訪れたサンフランシスコの街並みと曇り空の景色
留学初日に行ったゴールデンゲートブリッジ

留学して最初に大きなショックを受けたのが、プレゼンテーションの多さです。

日本にいた頃の僕は、人生でプレゼンをした経験なんて1回か2回あるかないかくらいでした。

人前に立って話すことに慣れていない。

自分の意見をまとめて伝えることにも慣れていない。

それを英語でやる。

発表の前日は、普通に不安でした。

「英語を間違えたらどうしよう」

「途中で言葉が出てこなかったらどうしよう」

「発音が変だったら恥ずかしいな」

そんなことばかり考えていました。

でも、周りの海外の学生たちは違いました。

自信たっぷりに話す。

自分の考えをはっきり言う。

多少英語が間違っていても、止まらずに伝えようとする。

語学学校なので、自分と同じで英語を学びに来ている人たちです。

自分の意見を伝えるときの姿勢が全然違いました。

その姿を見て、僕は圧倒されました。

海外の人たちから感じた「生きる強さ」

アメリカ留学中に人工芝のグラウンドでサッカーをしている学生たち
クラスの友達とサッカー

僕が留学先で感じたのは、英語のうまさだけではありません。

とりあえずやってみる行動力。

 

こういうものを、海外の学生たちからすごく感じました。

特にスペイン語圏の友達や、他の国から来ていた人たちは、英語が完璧じゃなくてもどんどん話していました。

間違えても気にしすぎない。

伝わらなかったら、もう一回言う。

言葉が足りなければ、身振り手振りも使う。

それを見て、僕は思いました。

「あれ、英語ってきれいに話すことが目的じゃないんだな」

と。

よく考えたら当たり前です。

コミュニケーションの目的は、英語のうまさを見せることではありません。

自分の考えや気持ちを、相手に伝えることです。

でも当時の僕は、英語を間違えないことばかり気にしていました。

僕はカメラをやっていたから、勇気を出して話しかけた

霧がかかったサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジと海沿いの風景

そんな留学生活の中で、今でも忘れられない出来事があります。

ある日、留学先の語学学校に、学校のパンフレット用の写真を撮るためにフォトグラファーさんたちが来ていました。

3人くらいのグループでした。

僕は当時、カメラに興味がありました。

将来はフォトグラファーになりたいという気持ちもありました。

だからその人たちを見たときに、

「ここで話しかけられたら、何かつながりができるかもしれない」

と思いました。

でも、めちゃくちゃ不安でした。

英語に自信はありません。

急に話しかけて迷惑じゃないかなとも思いました。

変な英語になったらどうしようとも考えました。

それでも、留学先で見てきた海外の人たちの姿が、どこか自分の中に残っていました。

完璧じゃなくても話してみる。

伝えたいなら、自分から動いてみる。

そういう姿を見てきたからこそ、そのときの僕は勇気を出して話しかけることができました。

拙い英語でしたが、

「僕はカメラに興味があります」

「将来フォトグラファーになりたいです」

「あなたたちの仕事にすごく興味があります」

そんなことを一生懸命伝えました。

すると、その人たちは僕の名前を聞いてくれて、丁寧に挨拶もしてくれました。

そして、まさかの流れになりました。

「明日、君の寮で写真を撮るから、モデルをやってくれない?」

そう言ってくれたんです。

正直、びっくりしました。

急に話しかけただけで、そんなことが起こるとは思っていませんでした。

でもこのとき、僕は強く感じました。

自分から動くと、本当に何かが起こることがあるんだ。

これは、留学中に初めて実感した大きな経験でした。

「ただやるだけだよ」という言葉に衝撃を受けた

アメリカ留学中に過ごした寮の部屋とベッド、机が写った室内の様子
1年お世話になった寮

次の日、僕は実際にモデルとして撮影に参加しました。

普段の生活ではなかなか経験できないような時間でした。

撮影の休憩中、僕はフォトグラファーさんに自分の将来のことを少し相談しました。

「こういう写真を撮りたいです」

「将来こういうことをやってみたいです」

「でも、どうすればいいかわからなくて」

そんな話をしたと思います。

すると、その人が僕に言ってくれました。

「ただやるだけだよ」

この言葉を聞いたとき、僕は衝撃を受けました。

当時の僕は、何かを始める前に考えすぎていました。

でも、そのフォトグラファーさんにとってはすごくシンプルでした。

やりたいなら、やる。

それだけでした。

これは、英語学習にもすごく近いと思います。

英語も、完璧になってから話すものではありません。

話しながら、間違えながら、少しずつできるようになっていくものです。

この経験があったからこそ、ワーホリ前はスピーキング練習もかなり意識していました▼

でも僕は、そのチャンスを次につなげきれなかった

サンフランシスコのビル街と坂道を走る車や道路の風景

ここまで見ると、すごく良い話に聞こえるかもしれません。

実際、良い経験でした。

でも同時に、僕にとってはかなり悔しい経験でもあります。

撮影の合間に、フォトグラファーさんたちや寮のスタッフ、生徒たちと一緒に、10人くらいでご飯を食べる機会がありました。

その場にいたアジア人は、僕1人でした。

目の前では英語がどんどん飛び交っていました。

そのフォトグラファーさんたちは、普通に生活していたら出会えないようなすごい人たちでした。

スポーツ選手やアーティスト、世界的に有名な歌手なども撮影しているような人たちでした。

今考えると、本当に貴重な時間です。

でもそのときの僕は、完全に腰が引けてしまいました。

話すタイミングがわからない。

何を言えばいいかわからない。

自分の英語に自信がない。

変なことを言って空気を壊したらどうしよう。

そんなことを考えているうちに、どんどん話せなくなっていきました。

ありがたいことに、フォトグラファーさんが僕に話を振ってくれた場面もありました。

でも、僕はうまく返せませんでした。

むしろ、相手に気を遣わせてしまったように感じました。

その瞬間、自分の中で一気に情けなさが出てきました。

せっかく勇気を出して話しかけた。

せっかくチャンスをもらえた。

せっかくすごい人たちと同じ時間を過ごせている。

それなのに、自分はその場に踏み込みきれない。

その悔しさが、かなり大きかったです。

そしてご飯を食べ終わったあと、午後も撮影に誘ってもらっていたのに、僕はこう言ってしまいました。

「ごめん、用事がある」

本当は用事なんてありませんでした。

ただ、その場にいるのがしんどくなって、自分の部屋に戻ってしまったんです。

部屋に戻ってから、かなり落ち込みました。

チャンスがなかったわけではありません。

むしろ、チャンスはありました。

でも僕は、それを最後まで受け取りきれなかった。

これが、僕にとって一番悔しかったことです。

一番悔しかったのは「英語が下手だったこと」ではない

この経験で一番悔しかったのは、英語が下手だったことそのものではありません。

本当に悔しかったのは、英語への不安を理由に、自分から一歩引いてしまったことです。

留学して気づいたのは、英語力と同じくらい、

伝える勇気

自分から動く力

チャンスの場に残る力

が大事だということでした。

英語が完璧じゃなくても、話そうとする人は話します。

自信がなくても、伝えようとする人は伝えます。

間違えても、とりあえずやってみる人は、少しずつ前に進んでいきます。

僕はそれを、海外の学生たちや、フォトグラファーさんとの出会いから学びました。

そして同時に、自分にはそこが足りなかったんだと痛感しました。

この失敗が、今の原動力になっている

海外の海辺で岩に座りながら留学生活や将来について考えている様子

正直、この経験は今思い出しても悔しいです。

もしあのとき、もう少し英語力があったら。

もう少し勇気があったら。

何か次につながっていたかもしれない。

そう思うこともあります。

でも、だからこそ、この経験が今の原動力になっています。

英語を学ぶことで広がる選択肢については、別の記事でも詳しく書いています▼

僕はこの出来事を通して、

「もっと英語を話せるようになりたい」

と本気で思いました。

英語は、テストで点を取るためだけのものではありません。

自分の可能性を広げるため。

そのためにあるものだと実感しました。

これから留学する人に伝えたいこと

ワーホリの移動中

これから留学する人に伝えたいのは、英語力はもちろん大事だということです。

単語も文法もリスニングも、やっておいた方がいいです。

英語がわかるようになるほど、現地でできることは増えます。

でも、留学で本当に大事なのは、英語力だけではありません。

自分の考えを伝えること。

完璧じゃなくても動いてみること。

こういう力も、留学生活ではかなり大事になります。

まとめ:留学の失敗で、英語力以外の大切さに気づいた

サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを木々の間から眺めた景色
帰国前に撮ったゴールデンゲートブリッジ

今回は、僕が留学中に一番衝撃を受けた失敗談を書きました。

僕が留学で感じた一番大きな壁は、英語力だけではありません。

日本と海外の、伝えることに対する感覚の違いでした。

人前で発表する機会の多さ。

自分の意見をはっきり伝える姿勢。

自分からチャンスを掴みにいく行動力。

そういうものに、僕はかなり圧倒されました。

この経験があったからこそ、ワーホリ前はリスニングや会話にかなり意識を向けていました。

ワーホリ前に必要な英語力と、僕が出発前にやっていた勉強法はこちらにまとめています▼