この記事では、小学生が宿題をやらないときの考え方を、僕が子ども側として経験したことからお伝えします。
この記事の結論
- 僕の場合は、海外のゲームや会話を通して英語を好きになれたことが一番大きな効果だった
- 英語そのものが好きでも、文法プリントや長時間の机の勉強を嫌がることはある
- 僕の場合は、先生が隣で楽しく説明してくれると、途中で諦めずに進められた
- 「宿題をやりなさい」だけで終わらせず、最初の一問や分からない場所を一緒に確認する方が取り組みやすい
- 家庭だけで難しい場合は、先生やオンラインサービスなど外部のサポートへ頼ってもいい
小学生が宿題をやらないときは「やる気がない」と決めつけない

小学生が宿題をやらないと、保護者からは単純に「やる気がない」ように見えるかもしれません。
ただ、子ども側には別の理由があることもあります。
- 問題の意味が分からない
- 何から始めればいいか分からない
- 長時間机に向かうことに慣れていない
- 「やりなさい」と言われて嫌になった
僕の場合、一番大きかったのは内容の難しさでした。
小学生の頃の英語は、単語や簡単な表現が中心でした。
内容が分かると楽しかったですし、英語そのものにも興味がありました。
しかし、中学生になると文法問題が増えます。
学校から出される英語のプリントも、楽しむというより、決められた文法を理解して問題を解く内容が中心になりました。
僕は英語が好きでも中学生の文法宿題で止まった

僕は小学6年生から中学3年生まで、子ども向けの英語教室に通っていました。
海外の映画や洋楽が好きで、自分から英語を習いたいと親へ伝えたほどです。
そのため、英語には自信がありました。
それでも、学校から出される文法中心のプリントは、あまり楽しくありませんでした。
英語の授業は週に2回ほどあり、宿題は週に1回程度出ていた記憶があります。
宿題自体は、ほかの教科と比べると取り組んでいた方です。
ただ、内容が難しくなると一人で手が止まることがありました。
机に座って、やりたくない内容へ長時間取り組むことにも、まだ慣れていなかったのだと思います。
子どもの頃の僕にとっては、
「今日はこのプリントをやらなければいけない」
「やらないと成績が下がる」
という仕組み自体が窮屈に感じられました。
一方で、英語教室で先生と会話したり、海外のゲームをしたりする時間は楽しかったです。
つまり、僕は英語を嫌いだったのではありません。
自分で選べない宿題と、一人で難しい文法を解くことが苦手だったのです。
英語教室へ通った効果や、教材を続けて感じたことは、別の記事で詳しくまとめています。
子ども英語教室は意味ない?小6から中3まで4年間通った僕が感じた効果と限界▶︎
「宿題をやりなさい」と言われると余計に嫌だった

親から「宿題をやりなさい」と言われたことも、数回ほどありました。
正直、言われるとやはり嫌でした。
宿題をやらないといけないことは、自分でも分かっています。
それでも進まないときに「やりなさい」と言われると、できていないことを責められているように感じます。
今振り返ると、僕の親はうまく距離を取ってくれていたと思います。
分からない問題があったときも、親が無理に英語を教えようとはしませんでした。
その代わりに、
「分からないところは、英語教室の先生に聞きな」
と伝えてくれました。
すべてを家庭で解決しようとせず、英語を教えられる先生へつないでくれたのです。
また、宿題を細かく管理されすぎなかったことも、僕には合っていました。
子どもによっては時間やページ数を細かく決めてもらった方が進めやすいと思います。
ただ、僕の場合は細かく管理されるほど、やらされている感覚が強くなったと思います。
家でできなかった宿題も先生と一緒なら進められた

家で学校の英語の宿題ができないことについて、親と先生が話し合ってくれました。
そして、例えば2週間で4回ほど授業があるなら、そのうち1回程度は学校の宿題やテスト対策へ使うように調整してくれました。
毎回の英語教室を学校の宿題だけに使ったわけではありません。
普段は教室の教材や会話、アクティビティを行い、必要なときだけ学校の勉強も一緒に進めてもらう形です。
学校のプリントを先生へ持っていくと、ただ答えを教えるのではなく、
「これはこういう意味だよ」
と分かりやすく説明してくれました。
学校のプリントだけを見ていたときは難しく感じた文法も、先生と話しながら確認すると少し楽しくなりました。
一人で宿題をしていると、分からない問題で考え込んでしまいます。
そのまま時間がたつと、
「もういいや」
と途中で諦めてしまいます。
先生と一緒なら、考え込んで止まる時間が減り、隣から背中を押してもらえるため、最後まで進められました。
また、宿題ができたときに褒めてもらえることも、自信につながっていたと思います。
小学生が宿題をやらないときに試したい5つの関わり方

僕自身の経験から考えると、小学生が宿題をやらないときは、すぐに量を増やしたり強く叱ったりするより、次のような関わり方が合う場合があります。
1.「宿題やった?」ではなく「どこで止まった?」と聞く
宿題をやっていないことを確認するだけでは、問題は解決しません。
「どこが分からない?」
「最初の問題はできそう?」
と聞くことで、子どもが止まっている場所を見つけやすくなります。
2.最初の一問だけ一緒に取り組む
宿題を始めるまでが一番重く感じることがあります。
親が英語を正確に教えられなくても、分からない場所を一緒に整理することはできます。
3.「英語が嫌い」と「プリントが嫌い」を分ける
宿題を嫌がっているからといって、教科そのものが嫌いとは限りません。
僕は英語や海外文化が好きでした。
会話やゲーム、映画や音楽にも興味がありました。
しかし、文法プリントは楽しくありませんでした。
4.親だけで教えようとせず先生へ相談する
保護者自身が分からない問題を、無理に教える必要はありません。
学校の担任、塾や英語教室の先生など、子どもが質問しやすい相手へつなぐ方法もあります。
5.できた量より、取り組めたことを認める
宿題を全部終わらせられない日もあります。
そんなときでも、
「今日は一問進められたね」
と、できた部分を見てもらえると次につながります。
英語の勉強が続かないときは学ぶ環境を変えてみる

僕の場合は、家で一人だと進まなかった宿題も、英語教室へ持っていくと進められました。
変わったのは、取り組む環境でした。
子どもの英語学習では、「何を勉強するか」と同じくらい、「誰と、どのような環境で勉強するか」も大切だと思います。
また、机で問題を解くことだけが英語学習ではありません。
英語の歌、海外の映画、ゲーム、講師との会話など、本人が楽しめる入口があれば、英語そのものへの興味を保ちやすくなります。
家庭だけで難しい場合は外部のサポートも選択肢

家庭だけで宿題や英語学習を管理するのが難しい場合は、外部のサポートを使ってもいいと思います。
僕も、家でできない宿題を先生と一緒に進めてもらいました。
先生がいてくれたことで、一人で考え込まず、途中で諦めずに取り組めました。
CampusTopは、子どもが英語を楽しむことを大切にしながら、継続や学習習慣へつなげていくオンライン英語サービスです。
家庭だけで英語学習を続けるのが難しい場合は、子どもの現在の状況や、家庭で困っていることを無料相談で伝えてみる方法もあります。
会話を楽しみたい子、読み書きを重点的に学びたい子、日本語でフォローしてほしい子など、目的によって選択肢は変わります。
ほかのサービスも含めて確認したい方は、以下の記事で子ども向けオンライン英会話6社を比較しています。
小学生の宿題に関するよくある質問
小学生が宿題をやらないときは叱った方がいいですか?
強く叱る前に、何が原因で進んでいないのかを確認した方がいいと思います。
内容が難しいのか、疲れているのか、始め方が分からないのかによって必要な対応は変わります。
小学生が宿題を嫌がるのは勉強が嫌いだからですか?
必ずしも教科そのものが嫌いとは限りません。
宿題を嫌がるときは、教科、問題の難易度、量、勉強する環境を分けて考えると原因を見つけやすくなります。
小学生が宿題を忘れる場合はどうすればいいですか?
宿題を忘れる場合は、本人の記憶だけに任せず、置き場所や確認する時間を決める方法があります。
帰宅後に宿題を一か所へ置く、寝る前に一度だけ確認するなど、続けられる仕組みから始めるのがよいと思います。
英語の勉強が続かないときはどうすればいいですか?
僕は文法の宿題が苦手でも、英語の会話、洋楽、海外映画が好きだったため、英語学習全体をやめずに済みました。
家庭だけで続けにくい場合は、先生やオンラインサービスに相談し、誰かと一緒に進められる環境を作る方法もあります。
小学生向けの記事なのに、中学生の体験でも参考になりますか?
僕が宿題につまずいたのは、主に中学生になって文法が難しくなってからです。
ただ、小学生でも学年が上がり、宿題が難しくなると同じように手が止まる可能性があります。
小学生の頃から「やる気がない」と決めつけず、どこで止まっているのかを見ることは、中学校の学習にもつながると思います。
まとめ:宿題をやらない理由より、できる環境を探してほしい

今回は、小学生が宿題をやらないときの考え方について、僕が英語の宿題につまずいた経験から書きました。
宿題をやらないときは、本人のやる気だけを責めるのではなく、
- どの問題で止まっているか
- 長時間の勉強が負担になっていないか
- 教科そのものは嫌いなのか
を見てほしいです。
英語の場合は、宿題や文法だけで終わらせず、会話や映画、音楽など、本人が楽しいと思える時間も残してほしいです。
僕は英語を好きでいられたからこそ、苦手な教材があっても学習を続けられました。
その経験が、その後のアメリカ留学やTOEIC870点、海外で働く経験にもつながったと思っています。
子どもに合うオンライン英語の学び方を探している方は、以下の記事も参考にしてください。

