この記事では、留学やワーホリ、英語アプリなどを実際に試した僕の体験をもとに、英語の発音練習方法を紹介します。
この記事の結論
- 発音アプリなら、複数の項目から自分の弱点を確認できる
- 僕の場合、アプリで練習してから会話で聞き返されなくなった
- アプリの点数だけでなく、録音と実際の会話でも確認することが大切
- 一人で直せない部分は、人から音声添削を受ける方法もある
英語学習を始める順番から知りたい人は、先にこちらの記事を読むと全体像をつかみやすいです。
社会人の英語学習は何から?留学前に僕がやった勉強法とロードマップ▶︎
僕が発音練習を始めたきっかけは、かっこよく英語を話したかったから

英語の発音に興味を持ったきっかけは、海外の俳優さんのように、かっこよく英語を話したかったからです。
特に好きなのが、ブリティッシュアクセントで話すジェイソン・ステイサムでした。
映画で話している姿を見て、
「自分もこんなふうに英語を話せたらかっこいいな」
と思っていました。
発音アプリを含め、僕が実際に試した英語の勉強法はこちらの記事で紹介しています。
英語の勉強法おすすめ16選|実際に試して分かった自分に合う選び方▶︎
留学中に毎日シャドーイングをしても、成長を確認できなかった

アメリカ留学中は、ほぼ毎日シャドーイングに取り組んでいました。
ただし、先生から毎回チェックしてもらえるわけでもなく、点数が表示されるわけでもありません。
そのため、成長が見えないまま練習を続けることに不安がありました。
もちろん、シャドーイング自体が悪いわけではありません。
僕に足りなかったのは、練習した結果を客観的に確認する仕組みでした。
初心者向けのシャドーイングのやり方は、こちらの記事で紹介しています。
社会人の英語学習は何から?留学前に僕がやった勉強法とロードマップ▶︎
発音アプリでは、足りない5つの要素がすぐに分かった

シャドーイングだけでは弱点を確認しにくかったため、発音添削アプリを使い始めました。
僕が使っていたアプリでは、主に次の項目が表示されていました。
このように項目が分かれていると、
「英語の発音が苦手」
という曖昧な悩みを、もう少し細かく考えられます。
例えば、発音のスコアは高くても、イントネーションが低い場合があります。
反対に、単語を一つずつ正しく発音できても、文章になると流暢さが下がることもあります。

アプリ内の予測スコアが1か月半で6.5から8.0へ上がった

発音アプリを使い始めた頃、アプリ内のIELTS Speaking Score Predictorは6.5ほどでした。
その後、約1か月半練習を続けると、アプリ内の予測スコアが8.0まで上がりました。
また、3か月間デイリーレッスンを継続した記録では、発音、流暢さ、イントネーションなどの数値も改善していました。
あくまでも、発音アプリ内で表示された予測スコアです。
英語学習は変化を感じにくいからこそ、数字で振り返れることが、僕にとって続ける安心感につながりました。

発音アプリを使ってから、実際の会話で聞き返されなくなった

発音アプリを使ってよかった一番の理由は、点数が上がったことだけではありません。
僕の場合、アプリで練習するようになってから、実際の会話で英語を聞き返されることがなくなりました。
以前は相手に伝わらないと、
「文法が間違っていたのかな」
「難しい単語を使ってしまったのかな」
と考えていました。
しかし、実際には、発音やワードストレス、声の小ささが原因だった可能性もあります。
結果として、発音を複数の要素に分けて確認できたことで、直す場所が分かりやすくなりました。
シャドーイングと発音アプリは、どちらか一つを選ぶものではない

ここまで読むと、シャドーイングより発音アプリのほうが優れているように見えるかもしれません。
しかし、僕はどちらか一つだけを選ぶ必要はないと思っています。
それぞれに違う役割があるからです。
| 練習方法 | よかったこと | 難しかったこと |
|---|---|---|
| シャドーイング | 英語の音、スピード、リズムをまとめて真似できる | 自分だけでは正しくできているか判断しにくい |
| 発音アプリ | 弱点や成長を項目別の数値で確認できる | アプリの点数と実際の会話は同じではない |
| 実際の会話 | 本当に相手へ伝わるか確認できる | 伝わらない原因を自分では特定しにくい |
僕の場合は、次の組み合わせが合っていました。
- シャドーイングでお手本を真似する
- 発音アプリで足りない要素を確認する
- 弱い部分を意識して、もう一度練習する
- 実際の会話で伝わるか試す
僕が実際に試した英語の発音練習7選

ここからは、実際に試した発音練習を紹介します。
1.発音アプリで弱点を数値化する
僕に一番合っていたのは、発音アプリです。
自分の音声を録音すると、発音や流暢さ、イントネーションなどが表示されます。
発音アプリのよかった点は、点数だけでなく、次に練習する場所を見つけやすいことです。
ただし、スコアを上げること自体が目的にならないように注意は必要です。
独学で英語の発音チェックをしたい人は、最初に低い項目を一つ選び、そこから練習すると取り組みやすいと思います。
2.スマホで自分の発音を録音する
専用のアプリを使わなくても、スマホの録音機能だけで発音練習はできます。
自分の声を聞くのは、最初はかなり恥ずかしいです。
僕も、自分が想像していた声と実際の録音が違い、聞くことに抵抗がありました。
しかし、録音すると発音以外の問題にも気づきます。
- 声が小さい
- 途中で何度も止まる
- 語尾が聞こえにくい
- 文章を単語ごとに切っている
- 自信がなさそうに聞こえる
さらに、一度録音した音声を残しておけば、数週間後や数か月後に比較できます。
アプリの数値と自分の耳の両方で変化を確認できるため、英語の発音を独学で練習したい人にも使いやすい方法です。
3.シャドーイングで英語のリズムを真似する
シャドーイングでは、単語単体ではなく、文章全体の流れを練習できます。
英語では、すべての単語を同じ強さで読むわけではありません。
強く読む部分がある一方で、弱く短く読む部分もあります。
そのため、最初から長い動画を使う必要はありません。
数秒から数十秒ほどの短い音声を使い、お手本を何度も聞いて真似するほうが取り組みやすいです。
また、シャドーイング後に発音アプリや録音で確認すると、練習が自己満足で終わりにくくなります。
4.YouTubeの短いフレーズを真似する
YouTubeは無料で使え、興味のあるテーマを選べることがメリットです。
僕は、気になったフレーズを一度止め、何度も言い直していました。
ただ、動画を一本すべて練習しようとすると疲れます。
そこで、一つか二つの短い表現だけを選び、
- 音を聞く
- 字幕を確認する
- 口の動きを見る
- 真似して録音する
という流れで練習していました。
短い範囲に絞ることで、英語の発音やイントネーションを細かく確認しやすくなります。
5.洋画のセリフから、声の強弱や間を観察する
洋画では、発音だけでなく、実際の会話の間や表情も見られます。
僕がジェイソン・ステイサムの話し方に憧れたように、好きな俳優の話し方を真似するのもありだと思います。
とはいえ、長いセリフを丸暗記する必要はありません。
短い相槌や日常で使えそうな表現を選ぶほうが、実際の会話でも使いやすいです。
また、セリフの意味だけでなく、どこを強く話しているか、どの部分で間を取っているかにも注目すると、発音以外の部分も学べます。
6.洋楽を聴きながら口ずさむ
洋楽を使った練習は、勉強している感覚を減らしやすいです。
曲と一緒に口ずさむことで、英語のリズムや音のつながりに触れられます。
一方で、歌では実際の会話と発音や音の長さが異なる場合もあります。
そのため、洋楽だけで発音を完成させようとはせず、英語の音を楽しむ方法として使っていました。
発音練習に疲れた日でも、好きな曲なら続けやすい点は大きなメリットです。
7.実際に人と話して伝わるか確認する
最終的には、実際の会話で伝わるか確認することが大切です。
アプリでは高得点でも、人との会話になると声が小さくなったり、緊張して速く話したりすることがあります。
僕もアメリカ留学、外国人のお客さんへの接客、カナダワーホリなどで英語を使いました。
実際に人と話すことで、
- 一度で伝わったか
- 聞き返されたか
- 別の単語へ言い換える必要があったか
- 相手の反応が自然だったか
を確認できます。
つまり、発音アプリは練習の結果を確認する場所であり、実際の会話はその発音が通じるかを試す場所です。
約4年間でどのように英語を使える場面が増えたのかは、こちらの記事で時系列にまとめています。
英語を話せるようになるまで何年?約4年続けた僕の習得時間と変化▶︎
英語の発音練習で気をつけたいこと

アプリの点数だけを目標にしない
アプリのスコアは、成長を確認する一つの目安です。
ただし、高得点を取ることだけが目的になると、実際には使わない文章ばかり練習する可能性があります。
僕も、アプリ内の予測スコアが上がったことより、実際に聞き返されなくなったことのほうが大きな変化だと感じました。
そのため、数値と実際の会話を両方確認することが大切です。
ネイティブ発音を完璧に再現しようとしない
ネイティブのように話したいという目標を持つことは悪くありません。
一方で、完璧になるまで話さない状態になると、会話経験を増やせません。
まずは相手に伝わる発音を目指し、その後でイントネーションやアクセントを整えるほうが続けやすいです。
長い文章から始めない
長い文章では、どこで失敗したのか分かりにくくなります。
そこで、最初は短いフレーズを使い、一つの音やリズムに集中するのがおすすめです。
短い範囲なら、何度も録音して比較する負担も減らせます。
発音だけで会話力が完成するわけではない
発音がよくなっても、単語や文法が不足していれば、伝えたい内容を文章にできません。
また、自然な相槌や、とっさの返答、会話を広げる質問も必要です。
僕はTOEICで870点を取得しましたが、実際の会話では自然な反応に難しさを感じました。
発音とスピーキング全体の違いについては、こちらの記事で紹介しています。
TOEIC高得点でも英語が話せない?870点の僕が感じた会話力の壁▶︎
アプリだけで直せない発音は、人に聞いてもらう方法もある

発音アプリのメリットは、自分の弱点を数値で確認できることです。
ただし、実際の会話で自然に聞こえるか、言いたいニュアンスが伝わっているかまでは、アプリだけでは判断しにくい場合があります。
僕自身、スピーキングには発音以外にも、
- 瞬時に返事をする力
- 自然な相槌
- 会話を広げる質問
- 文法や単語
- 声量や間
など、複数の課題があると感じました。
そのため、一人で直しにくい部分は、音声を人に聞いてもらい、具体的なフィードバックを受ける方法があります。
発音だけでなく、スピーキング全体の弱点や、何を優先して練習すればいいか分からない人には、SpeakNowも選択肢の一つです。
もちろん、英語コーチングは全員に必要なサービスではありません。
アプリの結果を見ながら、自分で練習内容を決めて続けられる人は、まず独学で試していいと思います。
ただ、自分の課題を整理したい人や、発音以外のスピーキングも確認してもらいたい人は、ほかの英語コーチングと比較してから決めるのがおすすめです。
英語コーチングおすすめ3選|忙しい社会人向けのサービスを比較する▶︎
無料カウンセリングを受けたからといって、その場で必ず申し込む必要はありません。
現在の発音やスピーキングの課題を整理する機会として使うのもありだと思います。
まとめ:発音練習は、弱点と成長が見える方法を取り入れよう

アメリカ留学中、僕は毎日シャドーイングをしていました。
英語の音やリズムに慣れるという点では、やってよかったと思っています。
ただ、自分の発音が本当に改善しているのか数字で分からず、正しく続けられているという安心感を持てませんでした。
そこで発音アプリを使い始めると、発音、流暢さ、イントネーション、リスニング、ワードストレスなど、複数の要素をスコアで確認できるようになりました。
以前より少し聞き返されにくくなる。
自信を持って声を出せるようになる。
まずは、そのくらいの変化を目標に続けてみるのがおすすめです。

