この記事では、
- 学生寮については僕自身の実体験
- ホームステイについては友人から聞いた話と、実際に訪問した経験
を分けて紹介します。
この記事の結論
- 同年代との交流の広さと自由さを重視するなら学生寮が向いている
- 食事の準備を減らし、現地の家庭生活を経験したいならホームステイも選択肢になる
- 英語力は滞在方法だけで決まらず、寮でもホームステイでも自分から会話する行動が大切
- 契約前に通学時間・食事・部屋設備・生活ルール・滞在先の変更条件を確認した方がよい
- 僕は一人部屋を確保しながら学校外の友達を増やせたため、もう一度留学しても学生寮を選ぶ
留学は学生寮とホームステイのどっちがいい?

学生寮とホームステイの違いを簡単にまとめると、次のようになります。
| 比較項目 | 学生寮 | ホームステイ |
|---|---|---|
| 交流相手 | 同年代の留学生が中心 | ホストファミリーが中心 |
| 食事 | 自炊が必要な場合がある | 食事付きプランがある |
| 自由さ | 比較的高い | 家庭ごとのルールがある |
| 一人時間 | 一人部屋なら確保しやすい | 家庭や部屋の条件による |
| 通学 | 学校に近い場合がある | 郊外で遠い場合もある |
| 英語環境 | 留学生との会話が中心 | ホストとの会話が中心 |
| 費用 | 一人部屋は高くなりやすい | 僕の相談時は寮より安かった |
| トラブル | ルームメイトや共有設備 | 食事・ルール・ホストとの相性 |
僕が重視したのは、交流の広さと一人部屋を選べることでした。
ホームステイより費用は高かったと思いますが、結果的には学生寮を選んでよかったです。
僕がホームステイではなく学生寮を選んだ理由

僕が学生寮を選んだ理由は、主に次の3つです。
一人部屋を選べたから
僕は一人で過ごす時間がかなり好きです。
初めての海外生活では、学校でも英語を使い、慣れない環境で生活することになります。
帰宅したあとまで常に誰かと一緒だと、疲れてしまう気がしました。
そのため、最初から一人部屋を希望していました。
僕が選んだ部屋には、
- ベッド
- 机
- 冷蔵庫
- 収納
- 専用トイレ
- 専用シャワー
が付いていました。
ただし、同じ学生寮でも、すべての部屋にトイレやシャワーが付いていたわけではありません。
写真だけを見て「自分の部屋にも付いている」と判断せず、部屋ごとの設備を確認した方がいいです。
一人部屋と相部屋の両方を半年ずつ経験した感想は、以下の記事で詳しく紹介しています。
→ 留学の寮は一人部屋と相部屋どっち?アメリカで半年ずつ暮らした体験
友達を作りやすいと思ったから
学生寮には、同じ語学学校へ通っている学生が住んでいました。
クラスが違っても、
- キッチン
- ロビー
- エレベーター
- 廊下
- イベント
などで顔を合わせます。
最初は挨拶だけでも、何度も会ううちに会話が増え、そこから一緒に出かけることもありました。
学校のクラスだけで人間関係が完結しないのは、学生寮の大きなメリットだと思います。
ホームステイの食事と通学時間が不安だったから
ホームステイには食事付きのプランがあります。
ただ、食事の内容や提供回数は家庭によって違い、必ず自分の口に合うとは限りません。
また、僕の周りには、ホームステイ先から学校まで電車で片道1時間半ほどかけて通っている友達もいました。
僕が暮らしたサンフランシスコの学生寮

僕が住んでいたのは、サンフランシスコ中心部にある7階建ての学生寮です。
語学学校までは、
- 電車で約15分
- 徒歩で約40分
ほどだったと思います。
1つのフロアには、10人前後の学生が住んでいました。
かなり多くの留学生が住んでいましたが、僕がいた時期は日本人が意外と少なかったです。
寮には24時間スタッフがいて、そのスタッフ自身も寮に住んでいました。
地下には洗濯機と乾燥機があり、それぞれ1回3ドルほどだったと思います。
部屋や料金によって設備は変わるため、あくまで僕が暮らした学生寮の一例として参考にしてください。
学生寮の設備や自炊、友達との生活については、以下の記事でさらに詳しくまとめています。
→ アメリカ留学の学生寮生活はどんな感じ?費用・自炊・友達を実体験から紹介
学生寮の一番のメリットは交流の広さ

僕がもう一度同じ留学をするとしても、学生寮を選ぶと思います。
一番の理由は、交流の広さです。
学生寮では、自分から大きなイベントへ参加しなくても、生活しているだけで人と会います。
キッチンへ行けば誰かがいた
寮のキッチンは屋上に1つありました。
1つしかないと聞くと狭そうに感じますが、コンロの数は多く、食事スペースも広かったです。
料理をしていると、同じように食事を作りに来た学生と自然に会話が始まります。
外国人の友達から日本食を作ってほしいと言われ、焼きそばを作ったこともあります。
学校の教室では話さない相手とも、料理をしながら話すことで距離が縮まりました。
ロビーや廊下でも会話が始まった
学生寮のロビーには、誰かしら集まっていることが多かったです。
廊下ですれ違ったときに挨拶をして、次に会ったときに少し話し、そこから一緒に遊びに行くようになることもあります。
友達を作るために、毎回勇気を出して話しかける必要があるわけではありません。
同じ場所で生活しているからこそ、繰り返し会えるのが学生寮のよさでした。
Friday Nightsで10〜15人と出かけた
毎週金曜日には、10〜15人ほどでバーへ行くことがありました。
生演奏を聞きながらお酒を飲んだり、ステージ上で歌えるカラオケバーへ行ったりしました。
学生寮内へのお酒の持ち込みは禁止されていたため、飲むときは外へ出かけます。
こうした時間を通じて、クラスの外でも英語を使い、いろいろな国の文化を知ることができました。
留学初期に友達ができず悩んだ経験と、実際に行動したことはこちらで紹介しています。
→ 留学で友達ができない?初期は孤独だった僕が実践した友達の作り方
学生寮でも食事と自炊は大変だった

学生寮には食事が付いていませんでした。
そのため、基本的には自分で料理をします。
僕は毎日料理するのが面倒だったので、朝早くキッチンへ行き、1週間分をまとめて作ることが多かったです。
1カ月の食費は、外食を含めて400〜500ドルほどだったと思います。
外食は月に2回ほどでした。
キッチンは昼と夕方に混雑しやすいため、時間をずらす工夫も必要です。
料理をしたくない人にとっては、食事付きのホームステイの方が生活しやすい可能性があります。
学生寮のルームメイトとは文化の違いに悩んだ

学生寮で一番大変だったのは、相部屋になってからです。
ルームメイトはフランス人でした。
彼は飲みに出かけることが多く、夜遅くに帰ってくると、その音で僕が起きてしまうことがありました。
一つひとつは小さなことです。
ただ、小さな違いでも毎日続くと、少しずつストレスがたまります。
「海外だから仕方ない」と我慢するだけではなく、
何時以降は静かにしてほしい
寝ているときはできるだけ音を抑えてほしい
と早い段階で共有した方がいいです。
共同生活では、相手が悪いというより、そもそも自分が気にしていることに相手が気づいていない場合もあります。
写真と実際の学生寮に差を感じた

留学前に見せてもらった学生寮の写真は、かなりきれいでした。
ただ、実際に到着してみると、写真で見た印象より汚れていると感じました。
もちろん、写真が撮られた時期や部屋によって状態は違います。
僕が住んでいた寮では、スタッフが週に1回ほど部屋の清掃に来てくれました。
「このフロアは何曜日」というように、定期的に清掃日が決まっていました。
それでも、建物全体が写真どおりとは限りません。
最新の写真や動画があるかを確認した方が安心です。
学生寮とホームステイを7項目で比較

友達の作りやすさ
学生寮は、同年代の留学生と出会いやすいです。
キッチンやロビーで自然に顔を合わせるため、学校外の友達を増やしたい人に向いています。
ホームステイは、同年代の留学生が一緒に住んでいる場合を除き、交流相手は主にホストファミリーです。
英語を使う機会
英語力は、学生寮かホームステイかだけでは決まりません。
学生寮でも、日本人同士だけで過ごせば英語を使う機会は減ります。
ホームステイでも、部屋にこもってホストと話さなければ同じです。
僕は意識して日本人だけで固まらないようにし、寮の友達と出かけました。
滞在方法よりも、自分から会話することの方が大切だと思います。
授業外で英語を伸ばすために僕が実践したことは、こちらの記事で紹介しています。
→ 留学初日に英語が全く通じなかった僕が、授業外で会話力を伸ばした3つの工夫
食事
学生寮は、自炊が必要な場合があります。
自分の好きなものを食べられる一方で、買い物、料理、後片付けまで自分で行います。
ホームステイは食事付きのプランがありますが、内容や提供方法は家庭によって異なります。
自由さ
学生寮は比較的自由でしたが、僕の寮ではお酒の持ち込みが禁止されていました。
学生寮にもルールはあります。
ホームステイでは、シャワー、洗濯、門限、友人の訪問などに家庭ごとのルールがある可能性があります。
一人時間
学生寮で一人部屋を選べば、一人の時間を確保しやすいです。
ただし、その分費用は高くなります。
ホームステイも個室が一般的ですが、家族と同じ家で暮らすため、生活音や共有設備の使い方は確認が必要です。
通学時間
僕の学生寮は学校まで電車で約15分でした。
一方、ホームステイ中の友人には片道約1時間半かかる人もいました。
ただし、すべての学生寮が近く、すべてのホームステイが遠いわけではありません。
必ず具体的な通学時間を確認しましょう。
費用
僕が留学相談を受けたときは、ホームステイの方が学生寮より安かったと思います。
ただし、学生寮には食事が付かず、ホームステイには食事が含まれる場合があります。
単純な滞在費だけではなく、
- 食費
- 交通費
- 洗濯代
- 部屋タイプ
- 専用バスルーム
- 通学時間
まで含めて比較した方がいいです。
僕のアメリカ留学全体の費用は、以下の記事で紹介しています。
→ アメリカ語学留学1年間の費用は?数百万円かかった僕の内訳と節約方法
学生寮が向いている人
僕の経験では、次のような人には学生寮が向いています。
- 同年代の留学生と交流したい
- 学校以外にも友達を増やしたい
- 自分で料理や生活管理ができる
- 自由な時間を大切にしたい
- 一人部屋を選びたい
- 学校の近くに住みたい
- 夜に友達と出かけたい
- 異文化の中で共同生活を経験したい
ホームステイが向いている人
次のような人には、ホームステイが向いている可能性があります。
- 初海外で生活面のサポートが欲しい
- 毎日の料理をできるだけ減らしたい
- 現地の家庭文化を経験したい
- ホストファミリーと会話したい
- 家庭のルールに合わせることが苦にならない
- 同年代だけでなく現地の大人とも交流したい
- 学生寮より滞在費を抑えたい
学生寮とホームステイで迷ったら両方の見積もりを取る

学生寮とホームステイで迷っている場合は、最初からどちらか一方に決める必要はありません。
同じ学校、同じ留学期間で、
- 学生寮の一人部屋
- 学生寮の相部屋
- ホームステイ
の見積もりを出してもらうと比較しやすくなります。
僕は学生寮を選びましたが、部屋タイプや食費、通学費まで含めると、条件によって総額は変わります。
相談時には、
友達を作りやすい環境を希望している
一人の時間も必要
自炊はできる
学校まで30分以内がいい
など、自分が希望する生活を伝えてみてください。
エージェントを利用するか迷っている人は、初海外で利用した経験と、カナダワーホリを自力で準備した経験を比較した記事も参考にしてください。
→ 留学エージェントは必要?20歳の初海外と自力ワーホリを比較
相談前に費用や見積もりの見方を確認したい人は、以下の記事も参考にしてください。
→ 留学ジャーナルの費用は高い?手数料0円の範囲と見積もりで確認すること
留学の寮とホームステイに関するよくある質問
英語力を伸ばすならホームステイの方がいいですか?
必ずしもホームステイの方が伸びるとは限りません。
ホストと毎日話せる家庭なら、英語を使う機会は増えます。一方、交流が少ない家庭もあります。
学生寮でも、外国人の友達と積極的に過ごせば英語を使えます。
学生寮はうるさくないですか?
学生が多いため、寮によっては騒音が気になる可能性があります。
僕の寮では、他の部屋に聞こえるほど騒ぐとスタッフから注意されるため、建物全体が常にうるさい状態ではありませんでした。
ホームステイには本当に当たり外れがありますか?
家庭によって、食事、交流、通学時間、生活ルールが違います。
ただ、事前に希望を伝え、変更条件を確認しておくことで、合わない場合のリスクを減らせます。
学生寮とホームステイは途中で変更できますか?
僕の留学中には、ホームステイから学生寮へ移った人も、学生寮からホームステイへ移った人もいました。
ただし、変更できる時期や費用、空室状況は学校や契約によって異なります。
契約前に変更条件を確認してください。
まとめ:僕は交流の広さを理由に学生寮を選ぶ

僕は、もう一度サンフランシスコへ留学するとしても、学生寮を選ぶと思います。
一番の理由は、圧倒的に交流の幅が広かったからです。
キッチンで料理をしているとき、ロビーで話しているとき、廊下ですれ違ったときなど、日常生活の中に友達を作るきっかけがありました。
迷っている場合は、学生寮とホームステイの両方で見積もりを取り、部屋設備や通学時間まで比較してみてください。

